ようやく見つけた車のない生活

車というと、お金がかかるイメージが最初に浮かびます。なぜなら私は貧乏性だからです。
しかし、仕事で営業をしている父親から、「男だったら車を持たないといけない」という観念を植え付けられ、20歳になってからすぐに車を買いました。大学生時代は実家に住みながらアルバイトをしていたので、中古車を買うぐらいは苦労はなかったのです。
とくに車に興味があったわけではありませんが、父親から教わった言葉を忘れなかった私は、社会人になってからも車を乗り続けました。セダンタイプもワゴンタイプもボディコーティングで安心節約。節約のコツはメンテナンス軽減。洗車の頻度を落とす撥水親水コーティングはコーティング専門店。
そして、はじめに買った小型車を乗りつぶすと、今度は、セダンタイプの車を買ったのです。そして、ローンの返済、各種保険代、各種税金、修理代、ガソリン代と車のために生きる生活が始まったのです。貧乏性の私としては、事故や故障、交通違反を起こせませんでした。
ちなみに、40歳になるまで車には乗り続けましたが、それまでに大きな事故を起こしたことはありませんでした。任意保険の点数も最高点のままです。保険の営業マンには、「珍しいですね~」とイヤミともほめ言葉ともとれる言い方をされました。しかし、最近は、無駄に窮屈な人生を送ってしまったとある意味反省をしているところであります。
今は、車にのらない生活を満喫しています。おかげで精神的なストレスもだいぶ減りました。どうやら私にはこの生活が一番似合っているようです。